「ティロロ・・・ティロロ・・・ティロロ・・・」(スタート直後に聞こえる謎の電子音の再現)
何かと俺の購入頻度が高い会社「ジャレコ」から1985年に発売されたロボットシューティングゲーム。
時代は80年代、若者達の流行の一つ「アニメ」は独自の勢いを持ち「超時空要塞マクロス」等を生み出し各分野に影響を与えた。先にアーケード版が発売されているのだがその時からまずアニメの影響有りきな作品である。まぁ「ロボット」アニメなんかに興味の有る奴ならまずその箱の絵にピクリと来るはずだよね。

ストーリー
西暦2701年ザナック星が地球に侵略を開始。地球連邦はこれに対し可変人型戦闘兵器「イクスペル」を投入発進させる。

モデルは「マクロス」の「VF-1バルキリー」かと思えばカラーリングや細部のパーツを見ると「モスピーダ」の「レギオス」に近いかも知れない。パッケージイラストではその可変プロセスが見て取れる。「シティコネクション」の「隠しキャラ」だった「ヘヴラム」が敵兵器として全面に表示されている。

基本BGMは無くゲームの効果音のみがTVからは聞こえるだけだが自分の好きなロボアニメの主題歌やBGMを流す趣向の「スーパーロボット大戦」よりも先取りしていた!・・・かどうかは俺のこじつけ。
ちなみに「超時空要塞マクロス」の「ドッグ・ファイター」辺りでも流せば一気に熱くなるぞ!お勧めだ!「羽田健太郎」氏リスペクト!
 

始まると強制スクロールで自機「イクスペル」は右方向へと進む。
左右に移動出来、ジャンプも可能。
斜め上、真横、斜め下に銃を方向を向けて撃つ事が出来る。
敵の弾や敵自体に当たると一発でアウト。
自在に人型ロボットモードから飛行機モードに変形出来るが飛行機モードはエネルギー制となっており0になると落下する。人型モードは進む速度は遅い分エネルギーの消耗は無い。途中「エネルギーポッド」が落ちているので飛行モードを維持する為には回収しつつ進まなければならない。

武器は「マクロス」の「バトロイド」が使用する「ガンポッド」に似た銃。通常ショットの他になんとゲーム初の「溜め撃ち」が可能。「アイレム」の有名なシューティングゲーム「R-タイプ」よりも先に「溜め撃ち」システムを採用している。

箱絵にも描かれている「変形」がプレイヤー自身の操作で良い感じのアニメーションで楽しめる。
個人的に「フォーメーションZ」ってこれに集約する感じがする。
確かに空に陸にそれぞれのモードで挑むんだけど、まず「マクロス」等で影響を受けた変形を楽しんで貰うのが制作側の目的だったんじゃないかなーと。
ファミコン版では排除されているが、アーケード版には宇宙に向かう際にブースターを取り付けて宇宙に出る演出がある。この辺とか無駄に良いよね。

オレンジ色で「果汁100%」のシールが貼ってあっても別段違和感を感じ無い色合いのカセットに「JALECO」のロゴがガッツリ彫り込まれている例の野暮ったいデザインが妙に俺の興味を唆る。
当時知り合いの先輩から3500円で購入した。
しかし箱絵では格好いいんだけど画面で見ると爪楊枝を合わせた感じの表示にガックリ。
でもよく画面を見ると細かいながら色分けされてたりするんだよね。

当時小学生だった俺は独特の操作に慣れず飛行海に出る辺りでいつもゲームオーバーになっていた。
情けない事に要領を得ない末クソゲー扱いして終わった。
正直パッケージに惹かれた。既出である「バンゲリングベイ」の悲劇再びというやつだね。
記憶が曖昧だが、このゲームもいつもの如く他の友人に売り払ったと思う。


今、ゲームにある程度慣れた身でもう一度プレイしたら印象も変わるのかもしれない。
なんとなく自分には80年台のロボットアニメブームが形となった一夜の幻の様なゲームである。