こんな俺でも日々忙しかったりするので更新は遅れ気味。ご容赦!
訪れてくれた人には心から感謝だよ。
そんなこんなで今週のアニメ「ハイスコアガール」第九話の感想行ってみよう。

1994年夏。
のっけから声優「新井里美」全開。こんな母親だったら毎日楽しかろうに。
劇場版「ストリートファイターII 」を親子で見に行く事を断られ「ハルオ」に相手にされなくて録画していた「家なき子」を見る「ハルオママ」この頃は「野島伸司」作品の生々しい人間模様やタブーを描いたドラマが人気になっていて世間の陰鬱な時代背景と妙にマッチしていた。なんでこんな疲れる物をテレビで放映してんだ?と当時の俺は思っていた。秘め事をショーにした感じであまり他の人と共有したくない話題だったな。まぁ人それぞれ。

「ストリートファイターII MOVIE」は94年夏頃に公開さた劇場作品。アクションシーンが緻密に描かれた良質な格闘アクションアニメに仕上がっている。「春麗」のシャワーシーンも話題に。クライマックスの「リュウ」「ケン」コンビ対「ベガ」の対決は今見ても素晴らしい。最後にコンボイで復活するするベガは謎。以前も書いたが「羽賀研二」の演技は良かったのに素行不良は非常に残念。チェイサー!

「ハルオママ」がへんてこな音程で口ずさんでいる主題歌である「恋しさと せつなさと 心強さと」だが映画での入りは最高に熱い。瞬間的にボルテージが上がるあのイントロが流れてのバトルはカッコいいの一言。この頃辺りまでの「小室哲哉」の音楽家としての才能は凄い。「ストリートファイターZERO」ではゲーム上でドラマチックモードとして再現されこの曲も流れるサービスっぷりだ。

この映画の双璧は「餓狼伝説」だった。「SNK」は1年毎、夏、冬休み辺りにに自社の格闘ゲームのアニメ化し放送してプロモーションしていた。中でも「バトルファイターズ 餓狼伝説2」はゲームファンだった俺でも満足の作品。「ジャニーズ」の「少年隊」だった「錦織一清」のテリーの演技は嬉しい裏切りで凄く良かった。エンディング曲を担当した「ZI:KILL」の「calling」も良曲だった。そして劇場版「餓狼伝説」は身内を集めた同人作品みたいな感じで正直がっかり。「バトルファイターズ 餓狼伝説2」は個人的に高評価だったのに、この時から「大張正己」に監督はやらせるなと思うようになった。

ゲームセンターにて習い事から抜け出してきた「大野」とそれを連れ戻そうとする「爺や」に遭遇する。ご乱心の「大野」のお守りを引き受けた「ハルオ」は「爺や」への息抜きを提案しその場を収める。いやーこれ今までで一番の「大野」の長いセリフなんじゃないか?何げに「爺や」へ見えない配慮を行いこちらに引き込む事が出来ているな。

93年度を代表するゲームと言っても過言ではない「バーチャファイター」を「ハルオ」は「大野」と対戦プレイ。少し前までの機嫌の悪さは収まった模様で以前の「大野」へと戻っていた事に少し驚く「ハルオ」まぁ気持ちを知ったからにはそうなるわな~。

お嬢様でも小遣いの限度は決められている様ですぐに終わる「バーチャファイター」をわざと1本負けて少しでも長く遊ぶ庶民方法は知っている模様。しかしまだ94年だとデラックス筐体でも100円位だろうし瞬時に決着が着く「バーチャファイター」は懐に厳しいゲームだぜ。どうやら「大野」は格闘ゲームでの使用キャラクターを選ぶ際の基準は操作が難し程良いのとパワータイプを併せ持ったキャラクターを好む模様だ。

93年~94年は「バーチャファイター」を筆頭に「セガ」はバーチャの名の付く作品が並んだ。3D格闘では殆ど鉄拳が出るまで3D格闘は「バーチャファイター」の一人勝ちだった様に思う。雑誌メディアでは後に鉄人の異名「新宿ジャッキー」や「池袋サラ」「ブンブン丸」等の有名人を排出した。

寝る前に「ハルオ」は「大野」が「ゲーメスト」の読者投稿ページ辺りで友達募集をしてたりして?!と想像。正直「大野」は読心術の出来る「ハルオ」位しか親しく出来ないだろうし、お前がなんとかしろ!この友達募集はネットのない時代での同士を探す友好手段の1つだった。本誌に結構な反響があったのだろう、その後「ゲーメスト」の「新声社」はオタクな交流募集に特化した雑誌「X-MARKET」も発行したりした。「ヤフオク」の雑誌版みたいな感じだった「じゃまーる」のオタク版だ。この手の個人交流や売り買い系雑誌は「アニメイト」で発売していた「ファインドアウト」なんてーのもあったな。

駄菓子屋にて「大野」に次世代機「プレイステーション」と「セガサターン」の発売の話題を聞かせる。しかし家庭用ゲーム機の購入を許されていない「大野」に対し購入出来たらまた家に遊びに来いと誘う。ゲームセンターと「ハルオ」の家は「大野」にとっては心休まる場所。俯き操作してた「ブランカ」の電撃攻撃は「大野」の心を表す表現だろう。何より「ハルオ」と一緒に過ごせるという事が一番の安らぎなんだろうけどね。

「おばちゃん、いつもの!」と「チューペット」を1本購入。まだ中学生なのに居酒屋の大人な客の真似をする「ハルオ」背伸びしたい子供を少しばかり大人のやり取りや雰囲気を味わせてくれるのは駄菓子屋の空間ならではだ。学ぶ事も多い訳だが、昨今は消えていく店が多く、駄菓子はコンビニやスーパーで売られてたりする。寂しいね。パキッと膝で折る予定だったが手刀でスパリと裂く「大野」いやはや何者なんだよ。絶対当身とか体得してそうだよな。

本来は飲み物だが駄菓子屋では夏場に凍らした品が店の業務用冷蔵庫に入って売ってたりした。俺は殆ど買わなかったな。常温で飲む派だった。様々な飲み方が有るが最初俺も正統派な上の飲み口から味わっていたがなんかの拍子で教わったお尻からかぶり付いて飲む派になってしまった。なんでだろう?

ハード戦争と呼ばれる物は密かに「ファミリーコンピューター」と「セガマークⅢ」辺りからファンの間で勃発していた様に思う。ロムカセットからディスクに時代が移行していった時期。そして「プレステ」と「サターン」で一気に加速をし始める。携帯機は相変わらずロムカートリッジだったがそれは置いといて、この辺りからゲームセンターとの差がなくなってきた感じだ。過去の名作アーケードゲームが続々、完璧移植された。しかも複数収録等の1粒で数度美味しい仕様だった。まぁ中には酷く雑な物もあったが殆どのメーカーは大容量化した次世代機に遠慮なく家庭用移植を再現してくれた。

深夜に一人「ファミリーコンピューター」版「カラテカ」を黙々とプレイする「ハルオ」
しかしそ操作は心ここにあらず。頭ではこれからの未来、進路の事を淡々と巡らせていた。
数日後、川崎のゲームセンターまで「カプコン」の「ヴァンパイヤ」をプレイしに来た「ハルオ」と「大野」っていうかもう完全にデートだっつの、これ。

「ディスニー」の「セルアニメーション」を連想させる程の滑らかな動きとコミカルさ、これまでとは違い異型の者達を操り対戦格闘を繰り広げていく。「チェーンコンボ」というボタンをタイミングよく順に押せば初心者にも簡単に連続技が出せるシステムを採用、まさに魅せるを「カプコン」は展開した。「ハルオ」は「ビシャモン」を使用キャラに選び「大野」は「ビクトル」を選ぶ。まだ対戦仕様ではないのでそれぞれCPU戦でプレイするが、初プレイで「大野」はクリアしてしまう。余談だが俺は「ヴァンパイア」には殆ど染まる事はなかった。単純にお気に入りのキャラクターが見つからなかったという理由だが。そしてこの年俺は「SNK」の「ザ・キングオブファイターズ94」にバカハマりして明け暮れていた。

他に「大野」が164キロMtを出しすパンチングマシンゲーム「タイトー」の「ソニックブラストマン」ドライブゲームの王道「セガ」の「アウトラン」や「ナムコ」のエレメカ「カプセルゴルフ」をプレイして過ごす二人。完全にゲームセンターデートだなわはは!

夕飯は二人でラーメン屋にて食事を取る。
「大野」のどんぶりの横にある「おにぎり消しゴム」は先程の「カプセルゴルフ」で獲得した景品だろう。これからの新作ラッシュについて「ハルオ」は話し始める。格闘ゲームブームの盛り上がりの丁度受験生の自分たちは遊びたい衝動を抑えなければならない。これからの進路の為に。しかしそれを聞く「大野」は箸を止め今という時間を幸せに感じている様にも思えた。そして今日という日の思い出も。
厨房の店員は大阪大会に来ていた「加藤」だろうか?

学生時代自分達だけで入ったラーメン屋で食べる食事はまた一段と旨さが増す。俺は高校時代の下校によく利用していたな。自宅までが遠くどうしても腹が減ってしまってたからだ。なんて事無い味噌ラーメンだったけど、学校から開放された思いと一人でラーメン屋に入っている成長した俺を内心楽しみながら食べてた。まぁこんな話どうでも良いな。

迎えに来た「爺や」の車で帰ろうとする「大野」それを見送る「ハルオ」は去り際に「俺といて楽しいか?」と問う。「大野」に言葉はなく視線で返す。ほんの僅かに口元が微笑んでいる様にも見えた。「松本零士」原作「銀河鉄道999」に出てくる「車道」の様に二人を暖かく見守りながら「爺や」は車を出す。「チョーさん」が相変わらず良い演技するな~「発車オーラァイー」

「大野」に聞くのではなく自分に問いかけるハルオ。本当は自分が「大野」と一緒に居たいと。これまで流されてきた自分の過去という川を振り返り「大野」という向こう岸を見つけそれを目標に定めた「ハルオ」たどり着きたいから一緒に居たい。人は自分から変わるのは難しい。人の影響があって変わる事が多い。「ハルオ」もまさにその状況だろう。あの人が、「大野」が自分を変えてくれた。ハルオはいつかそれに気がつく日が来るかもしれない。

深夜勉強を始める「ハルオ」それは自分意思での選択だった。
「日高」や三者面談の進路指導でも「大野」と同じ「上蘭高校高校」を受ける事を告げる。
周りの人々はそんな「ハルオ」の決意を応援してくれた。「ハルオママ」からはズバリ「女の為」と図星な発言で指摘され「大野」の事を示されたと一瞬焦る「ハルオ」図星なんだけどね。何気に「上位ランク」な高校で「上蘭」なんだろうか?そして勉強のできる「日高」と「宮尾」にアドバイスを頼む。

約半年ゲームセンターや新ハード発売、既存のゲーム達からの誘惑を絶ちひたすら「大野」を目指し受験勉強に励む「ハルオ」いやはや、これ実際やるとストレス半端ないよなー。「愛」のパワーは偉大だぜ。その事は知らない「大野」はゲームセンターで一人「ハルオ」の姿を待つ。

受験当日「ハルオママ」はこれまでの頑張りに「セガサターン」を買い与える事を伝える。この辺の様子が完全に「とあるシリーズ」の「白井黒子」だよな~。ファンの俺はニタニタだったぜ。自宅を出る「ハルオ」の前に「爺や」が出迎えに来る。そして全てを察している「爺や」はゲームセンターに姿を見せなかった「ハルオ」に「大野」の気持ちを代弁。そこにはゲームセンターを介し生まれた「優しさ」だった。

車内でこれまでの自分の行動理由を告げる「ハルオ」
ゲームの進化。まだ見ぬ衝撃を「大野」と共に味わいたい。側に居たい。飾る言葉は無く、ストレートにその事を改めてハルオに告げられて頬を染める「大野」の気持ちにこれが浮かんだ。

「Well, I really don't know how to I say but, I guess I love you」
(B'z:BAD COMMUNICATIONより)

進化は家庭用ゲーム機にも言える事だろう。色数の少ない8bitゲーム機からはじまり、次世代機の登場は次第にゲームセンターからの完全移植を可能にし現在は最新技術の見本市だったゲームセンターとの境を消していった。それが良いのか悪いのか答えは出ない。ただ、あの時ゲームの進化を俺達は確かに体験しこの目で見てきたのだ。それはとても幸せな特権だったと思う。

顔を窓に向けそっと「ハルオ」の手を握りしめる「大野」言葉はなく表情の少ない「大野」の精一杯の思い。パンチングマシンで164Mtを繰り出す手は今、優しくハルオの思いを受け止めていた。うぎゃああああ!もうこれ「日高」の入る隙きがないじゃないかー!ぎにいいいいい!ちょおおおおお!もう「日高」は俺の処へ来なさい!一緒にゲームやろうMAJIDE!(meguwin調で)

今回は特殊エンディングが始まり「カプコン」の第二次大戦時代をモチーフにしたシューティングゲーム「1942 」と同じ受験番号の「ハルオ」はこれまでの成果を出すべく試験用紙に挑む。合格したら「大野」へ自分の気持を伝える事を改めて決意。途中の「ギース・ハワード」の声優は「コング桑田」氏ではなさそうなのが残念。

そして時が過ぎ桜が咲く快晴の春。合格者掲示板が張り出される。

そこには「1942」の番号が・・・・。







「1942」は当時兵器に「亜也虎」という女性の名前の付けたセンスに痺れたよ!ちなみにアーケード版は「カプコンクラシックス」でヒーヒー言いながらクリアしたんだよな~。