ついに最終回を迎えたアニメ「ハイスコアガール」あっという間の1クールだったけど皆はどうだったかな?そんなこんなで最終12話の感想いってみよう。

前回夜のゲームセンターで「大野」を見つけた「ハルオ」は二人でファミレスに行き夕食を取った。圧迫した習い事等のストレスの末家出した「大野」を咎める事無く今は全てを忘れてもう少し遊ぼうと促す。何も語らない「大野」に対しての気遣いはさすがだねぇ。そして再び楽しむ為に二人でゲームセンターへ向かう。おい、入口前にすれ違うカップルの女性「みーたん」じゃないか、また別の男といるじゃねーかよ!乗り換えた男は何人になるんだろう?

今季放映最後のオープニング。スーパーの店内から流れる有線放送で流れてきた時は一人ほくそ笑んで心踊ってしまったぞ。今の所今年放送のアニメで現在のところNo1のオープニング曲である。

夜は深まりその後遊んだ「大野」は今夜自宅には帰らないという気持ちらしい。更に終電を逃し対処に困った「ハルオ」は自宅に電話。「ハルオママ」に今後どうすべきかを頼る。「オヒョヒョヒョヒョー」PHSとかも出回ってたけど公衆電話もバリバリの現役。当時はテレクラ等のピンクチラシが大量に張られていたりしたよね。「入会金無料1時間800円!」(松本明子の声で)

二人は「ハルオママ」が手配してくれたビジネスホテルに宿泊。しかし別部屋ではなくツインベットの部屋だった。まぁ「うちの子に限って」という息子を信じての事だろう。もしくは未来を見越しての布石・・・だったら凄いけどな川崎の夜のイメージを「カプコン」の「必殺無頼拳」で表現。どんな地域だよ。これ原作でも1コマだけ描かれている。しかしアニメで急にこのゲームのボスとの戦闘画面出されても一瞬何事かと思うな。

どちらのベッドで寝るのか相談。窓側はおばけが出やすそうだし、扉側は殺人鬼に殺られやすいとあホラー系が苦手な「大野」をここぞとばかりに煽る。そして小学生以来である「大野」のポカッポカッアタックが再びお目見え。いいなぁこれ。この手のホテルの階段でよくある掛けてある絵の裏に御札が無いか調べる「ハルオ」だが、その後ろの居は「ロッテ」の「ビックリマン」の「シャーマンカーン」が貼ってあるというイタズラが。しかもなんで「シャーマンカーン」なんだよ。俺が初めて「ビックリマン」で出てた「ヘッドシール」じゃないか。どうでもいいが。

ユニットバスを初めて使う「ハルオ」初めての体験でトイレの横で風呂に入る感じははあるあるだ。俺は友人の部屋が初ユニットバスだったのだが、その狭さにまず驚いたな。そしてホテルによってはクッソ狭いんだよな。カーテンを湯船に付けるシーンはアニメオリジナル。というか俺も初めて知った知識だったりする。いい脚色だ。制作側の愛を感じる。

深夜のTVCM。原作ではメガネを掛けた桃太郎のアニメが流れる「メガネドラッグ」だが「カステラをあんこで挟んだべた焼き。手がべたべたするー。甘~い!」なんじゃこのCM?!俺もやろう。ベタベタするうううう!こういうおふざけ大好き。お気に入り。そして90年台は消費者金融や「銀座ジュエリーマキとか延々流れていた。タイアップしてたBGMは「ビーング」系だ。

深夜になりホテルで二人は延々と同じCMが流れるテレビを見ながら暇を持て余す。そこへ持っていた本体が壊れたとの事でちゃっかり「ニューファミコン」を購入していた事を思い出す。「ハルオ」がずっと持っていた紙袋の中身はこれだったのだ。たしか定価5000円位だったはず。ここで役に立つアイテムに。ナイス判断だな。

原作では本体を購入した際に店主に進められた海外の怪しいソフトで「ファミリーコンピューター」用に開発された「ストリートファイター」を元に他作品のキャラクターを無理矢理詰め込んだ海賊版ゲーム。当然ゲーム性操作性も再現度も悪く原作の二人はダメっぽい表情でプレイし続けた。アニメでは元のシールは剥がされ手書きで「ファイナルファンタジー」と殴り書きされている。明らかにカセットの色が違う訳だが電源をいれると「熱血硬派くにおくん大運動会」良質のソフトを手に入れる。94年位がファミコン終期。90年台に入るとソフトメーカーの容量増大や技術も円熟しており非常に良質なソフトがゴロゴロ出ている。しかし出荷本数が抑えられており、現在だとプレミア価格になっている事が多い。「ファミリーコンピュータ」終焉期に制作されたゲームは近年の「ゲームセンターCX」で挑戦のゲームとしても取り上げられる事が多い。

ベットの上でプレイしながら協力、対戦の内容を満喫する二人。大野家のしつけを気遣うハルオ。「大野」が気がつくと寝落ちしていた。優しくシーツをやけてやり電気を消して暗くなった部屋で寝ている「ハルオ」を猫の様に間近で見つめる「大野」だった。誰にも邪魔されず「ハルオ」を独り占めしている瞬間である。ああ、こりゃあ一生モノの思い出だよなぁ。川崎の夜は更けて行き、そして朝を迎える。工場地帯の空に唐突に浮いてる「R-タイプ」の「3面の巨大戦艦」も再現してくれている。これは嬉しい。「ルネ・マグリット」の「マグリットの石」を連想させる。原作もそうだったけど、これいいセンスだよな~。

目が覚めると顔にコントローラーの跡をつけて寝ていた「ハルオ」だった。辺りを見回すと「大野」もベットを逆に寝ている。「ハルオ」の寝顔を見ながら寝たのだろう。
朝の歯磨きを並んで行う二人。しれっと新婚みたいな事しやがって!しかしビジネスホテルの洗面台の前って二人も並んで立てるもんかね?まぁそう言う間取りという事で。早朝バイトに向かう「ハルオ」を寝巻き姿で見送る「大野」だった。潤みが見えるその瞳は今という幸せな時間を心から幸せに思っているのだろう。しかし完全に新婚さんごっこだ、これ。いいのういいのう。

バイトへ向かう「ハルオ」を部屋から小さく手を振り見送る「大野」にそれを見上げる「ハルオ」小さな二人だけの世界がこの時そこにはあった。そしてバイト先での「ハルオ」は自分の帰りを待っている人がいるという事もありこれまで以上に張り切りを見せる。それが日々の力になる事をどこかで認識したのかもしれない。

急ぎ足で戻ると昨夜着ていた寝間着と「ニューファミコン」の片付けを済ませた「大野」が待っていた。帰り道にゲームセンターの前で「アトラス」の「プリント倶楽部」を見かけた「大野」は一緒に撮ろうと引き止める。準備が整い満面の笑みで写ろうとする「大野」に対し照れくささもあり「ハルオ」は変顔で応えようとするがそれに気がついた「大野」は「ハルオ」に鼻血が出るほどの頭突きを食らわす。完成した写真シールは頭突きが直撃し仰け反っている場面だった。いやーなんだかんだで仲良すぎだな、おい!

ゲームセンターにて「ヴァンパイヤハンター」で対戦中の「日高」
トリッキーな動きでギャラリーを沸かせる。相手の攻撃に対し空中でもカウンターをしっかり決め野良対戦で14連勝をする腕前になっていた。無趣味な自分にゲームを教えてくれたハルオを想う「日高」の想いは日々重なっていくばかりだった。対戦ゲームばかりなので「ハルオ」と肩を並べて「パズルボブル」なんかをプレイしたい気分らしい。くそう、改めて「ハルオ」なんて罪作りな奴なんだ!

対戦を終え一息つく「日高」は来ていた客にナンパされる。
UFOキャッチャーの位置補佐役をやって欲しいとの口説き文句だが、どうなんだそれは。
他人を頼り堂々としない態度に「日高」は顔でノーサインを出す。。そこへ「ハルオ」の登場であえなく退散。しかし逃げる際の「彼氏持ちかよ」の言葉に「日高」内心歓喜。く~!どんだけ可愛いんだ。「ハルオ」は「ナムコ」の「鉄拳2」がもうすぐ稼働する為「鉄拳1」のやり込みで来店していた。

夏の夜遠くの空で花火が打ち上がる。「24時間テレビ」らしき番組をだらっと見ている「ハルオ」に「ハルオママ」が「大野」を誘って花火大会に行く提案をする。しかし「朝チュン」って言葉この頃あったのだろうか?俺の個人的な記憶では使ってるのを見た事無いんだがなぁ。そしてこの間の家出の件で「大野」はこっぴどく叱られたらしい。「ハルオママ」はそんな「大野」にこれからも優しくとアドバイス。そこへ「日高」が「ソニー」の「プレイステーション」を持ってやって来る。「鉄拳」をやり込みたい「ハルオ」の為に貸しにきてくれたのだ。くそう女の子からゲーム機借りれるとか裏山だぜ!とはいえ、「バンダイ」の「プレイディア」とか借されても困るよな・・・。ま、まぁお互いゲーム通な感じの貸し借り度合いという事で。

「セガサターン」派のプライドで「プレイステーション」触るのは初めての「ハルオ」はソフトに「鉄拳」も借りてプレイ開始。俺は3D格闘ゲームはあまりハマらなかった。「バーチャファイター」はガードの違和感、「鉄拳」はキャラクターの濃さが理由。「プレイステーション」の方向キーは妙に固く感じて指が痛くなった思い出がある。2D格闘ゲームの「ザ・キングオブ・ファイターズ」シリーズメインに「バンプレスト」から発売していた「スーパーロボット大戦」を好んで遊んでいた。最初は「プレステーション」派だったがソフトのラインナップから「セガサターン」を売却し乗り換えた。その直後に「ファイナルファンタジー7」等のビックタイトルが参入する。そして持っていた時以上の魅力的なラインナップを連ねる。俺が手放した機種はなんでそーなるだよおおお!と苦虫を噛み潰した顔で思ったものだ。

そして「日高」は代わりに際に「セガサターン」を借りる事になる。ソフトは「バーチャファイター」「デイトナUSA」「Dの食卓」というタイトル陣だ。なんか一緒に遊んでやれよ「ハルオ」よおお!持ち帰らせる為に「セガサターン」を入れる紙袋を1階に探しに行く「ハルオ」を見送ると「日高」はマジマジと「ハルオ」の部屋を観察し始める。ふと視線を落とした先の机の上に先日の「大野」との「プリント倶楽部」のシールを見つける。そこには「ハルオ」と二人きりの時にしか見せないであろう「心を許した大野」が写っていた。「日高」いきなり冷水を掛けられた様に立ち尽くす。そして1つの結論にたどり着いたのだろう。まだ終わった訳ではない、と。BGMが重く悲しい。

近所とはいえ夜に「日高」を送りもしないでいたら「ハルオママ」からスナップの効いた平手打ちを食らう。遠くで花火が上がる音が聞こえる。帰り道の途中、「日高」の花火大会の話題も軽くスルーし「カプコン」から「セガサターン」と「プレイステーション」同時発売の「ストリートファイター リアルバトル オン フィルム」について熱く話し始める「ハルオ」だった。個人的には先発である「ジャッキー・チェン」主演の映画「シティハンター」の「ジャッキー春麗」も参加させたいところだ。

そして「日高」はついに「ハルオ」に「大野」の事について問い放つ。今まで抑えてきた衝動の蓋が外れ気持ちは言葉となる。心のゲージを解き放つ瞬間。「日高」は「R-タイプ」の自機が放つ波動砲の様に告白をする。

「私は矢口くんの事が好き」

思いもよらない告白に鳩が豆鉄砲を喰らった様に固まる「ハルオ」ここしか無いというタイミングでインサートするED曲「放課後ディストラクション」CGモデリングの告白シーンは線画アニメの表現と同等、いや越えたかもしれない程豊かで心情に訴えてくる。ちゃんとそこには活(生)きている「日高小春」が居た。泣きつつも笑顔を絶やさなかったが言い終わると歯を食いしばる表情。届けと思う気持ちと届かない気持ち、苛立ちを絶妙に表している。

動揺し思わず声を掛ける「ハルオ」それに対し「セガサターン」本体の入った袋をフルスイングで当てる「日高」これは気絶してピヨるレベル。クリティカルヒットの音したぞ、おい!「日高」の告白は続く。「ハルオ」と「大野」の関係は誰にも入る隙きが無いだろう。それでも諦めきれない「日高」は行動に移る。そりゃあ自分を変えた相手をそうそう諦めきれないよなぁ。応援せざるを得ない。

遠くで鳴る花火、辺りに夏の風が通り過ぎる。以前から申し込まれていた対戦を受ける事にし、「ハルオ」が勝てば想いは諦める。もし「日高」が勝ったら付き合って欲しいという条件を出す。流石4月生まれの「日高」こうなったら猪突猛進だぜ。まさにオープニング曲「New Stranger」の歌詞「デタラメと何度言われたって 誰にも認められなくったって 止まらない止まれない この勝負は譲れない !」なのだ。人付き合いが苦手だった内気な「日高」は実は土壇場でめちゃくちゃ度胸というか勇気ある女の子なんだな。

1995年の夏、夜空に轟く大玉花火の音を切っ掛けに恋の対戦が始まる。

ぴぎぁああああああああああ!終わったああああああ!泣くわ!俺。
そんな時、一筋の希望の光が差し込んだ。来年春にOVAで続編が決定!なんだとおお!駆け足でまとめるのでは無くこりゃ反響次第でしっかり2期で描いて欲しい感じだ。原作をこよなく愛し忠実に大切に届けてくれた制作スタッフは本当にお疲れ様。少し早いが2018年俺のアニメベスト1に相応しいと言っても過言ではない作品だった。
個人的には心の最高得点を出した「ハイスコアガール」のタイトルを「日高」に贈りたい。贈りたいんだよ!俺は!

ハイスコアガール STAGE 3 (初回仕様版/9~12話) [Blu-ray]
天﨑滉平
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2019-02-27


改めてブログ記事を見てくれた皆さん。本当に感謝。
最後まで勢いで書いて読み難い感想だったと思うけど、許してね。
それでは来年春にコンテニュー!